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Message — 2024

2024年度 理事長所信

基本理念

自分たちのまちに誇りを持ち小樽のブランド力を共に高めよう
一人ひとりの強い熱意と信念が人の心を動かしまちを輝かせる
私たちが人とまちを未来へつなげる架け橋となる

2024年度 理事長橋本 喜生子

基本方針

  1. メンバーの結束力を生み出す心のこもった組織運営と想いを伝える効果的な発信
  2. 青年会議所の魅力と可能性を伝える会員拡大と絆を育む交流の推進
  3. 小樽のブランド力を高め、未来の可能性を無限に広げるまちづくり
  4. 第73回北海道地区大会小樽余市大会に向けて

はじめに

小樽は 2022 年に市制施行 100 年、2023 年には小樽運河竣工 100 年という記念すべき年を迎えました。これまでの歴史を辿ると、かつては商工港湾都市として急速な発展を遂げながらもその後の産業構造の変化に対応できず、昭和 39 年には 207,000 人を超えた人口もそれ以降減少に転じ、斜陽とも呼ばれる衰退を辿っていきました。そして、役割を終えた小樽運河を埋め立てる道路建設案が持ち上がると、市民による運河保存運動が約 10 年間に渡って巻き起こります。市を二分する大論争の末、半分運河半分道路という現在のスタイルとなりました。小樽を愛する市民の情熱によって、小樽運河は全面埋め立てを免れ今日の形となり、生まれ変わった小樽運河は新たな価値と魅力によって今日も観光都市小樽のシンボルとして多くの観光客を出迎えています。この市民主体となった保存運動は、私たちのまちに対する愛着を強めアイデンティティを強化するきっかけともなったと言えるでしょう。

私が小樽青年会議所に入会したのは 2019 年のことです。同じく小樽で生まれ育った友人たちが人生の各場面において小樽というまちを選ばなくなっていくことに対して寂しさが募っていた時でした。小樽は歴史的な側面や観光地としてのブランド力だけではなく、三方を山に囲まれ、海、川などの自然資源にも恵まれた魅力あふれるまちです。この美しいふるさとを諦める側には回りたくない、何か自分にもできることはないだろうかという一心から、青年会議所について何も知らないまま自ら入会を決意しました。入会後、事業や会議のたびに青年会議所メンバーのまちを想う気持ちと常にビジョンをもって行動しつづけるパワー、小樽青年会議所だからこそできることの多さに驚きました。そして、その強い想いはいつしか自分自身の原動力となっていきました。小樽は歴史的な景観や文化財だけではなく、素晴らしい自然に囲まれたまちです。しかし、小樽市の大きな課題でもある人口減少に歯止めはかからず、小樽市人口ビジョンによると 2045 年には約 6 万人台まで人口が減少されると予想されております。今こそ、「青年会議所だからできる」を大いに生かしてこの大きな壁に立ち向かう時ではないでしょうか。わがまちには大変な困難をいくつも乗り越えてきた歴史があります。私たちはこれまで先人たちが築き上げた歴史とその想いに触れ、これからの 100 年にどうつなげていくのか、もう一度原点に立ち返り考える必要があるのではないでしょうか。過去の歴史から学んだことをしっかりと落とし込んだうえで、問題の本質を正確に捉え私たちの使命でもある「明るく豊かな社会の実現」に向かってメンバー一丸となって挑戦し続けていきましょう。自分たちのまちに誇りと感謝と愛をもって誠実に向き合い続けていれば、その輪は徐々に大きな円となって広がり、着実に小樽の未来は変わっていくことでしょう。

メンバーの結束力を生み出す心のこもった組織運営と想いを伝える効果的な発信

組織とは、一定の共通目標を達成するためにそれぞれの役割や機能をもって集まる集団です。目的を達成する組織であるためには、メンバーの多様性の尊重や円滑なコミュニケーションを図ることができる環境の確保、明確なビジョンの共有が重要な鍵となってきます。一人でも多くのメンバーが当事者意識をもって参加できるように、見通しを持ったスケジュール管理と情報の整理、迅速な案内、それに伴う資料の準備など基本的なことを一つひとつ丁寧に行うことも大切です。そして、メンバー一人ひとりが目的を見失わないように情報共有できる場面をつくったうえで、メンバーの理解度を適宜確認し、誰一人として取りこぼしがない心のこもった組織運営を行うことが重要です。また本年は、通常の事業や理事会などに加え、地区大会に向けて小樽内外での会議の場が多くなります。参加者に配慮した会議運営と遠方の会議でも参加しやすい環境づくりを心がけましょう。

また、私たちの活動や運動は、地域のみなさまのご理解とご支援がなければ成り立たず、地域の方々に応援していただくことは、活動や運動をするうえでも大きな励みと自信にもつながります。事業風景だけではなく、普段私たちが大切にしているまちに対しての想いを支えていただいているみなさまに自分たちの言葉で届けましょう。また、本年は第 73 回北海道地区大会小樽余市大会が開催されることから多くの方が小樽を訪れます。一人でも多くの方に足を運んでいただくために、自分たちの地域の魅力を積極的に発信していきましょう。

青年会議所の魅力と可能性を伝える会員拡大と絆を育む交流の推進

会員拡大は JC 運動そのものであり、拡大することで自分たちの活動や運動がより活発化してまちに良い影響を与えることができると考えます。しかし、やみくもに人数を増やそうとして無理に勧誘してもそれは却って逆効果であり、真の会員拡大とは言えません。自身が青年会議所に入ってどんな学びを得て、実際にどう成⾧したのか、それぞれのエピソードを自分の言葉で語り、共感を得ることが一番の近道ではないでしょうか。周知の通り、青年会議所は 20 歳から 40 歳という年齢制限のある団体です。人生の中で 20 歳から 40 歳という変化に富み、体力や気力、発想力、そして行動力を備え、多様な業種の企業の中核を担う人により構成されている団体は他に類を見ません。また、私たち青年会議所は地域との強い絆をもっているのも特徴です。この強みをもって、この団体だからこそできることやメリットを私たちが理解し、生き生きと活動することが青年会議所の魅力向上と発展をもたらし、会員拡大へとつながっていくと確信しています。

また、私たちの活動や運動には多くの方々のご支援が不可欠であり、みなさまに共感していただくためにも、「何のために、誰のために青年会議所活動を行っているのか」を改めてお伝えする場も必要です。本年の第 73 回北海道地区大会小樽余市大会に向かってメンバー一丸となって進むためにも LOM 内の絆だけではなく、輝かしい歴史を築いてこられた小樽青年会議所シニアクラブの先輩諸賢のみなさま、地域で活動を行っている諸団体の方々、そして日頃から支えていただいているご家族との交流も積極的に行っていきましょう。
LOM 内の絆をさらに強いものにしたうえで、みなさまのご支援やご協力をいただきながら、私たちの活動や運動を活発化させていきましょう。

小樽のブランド力を高め、未来の可能性を無限に広げるまちづくり

かつて、小林多喜二が港湾と鉄道というインフラで発展する小樽を「北海道の心臓」と称しました。「民の力」で作り上げられたまちである小樽は、北海道開拓、北前船、国際貿易の拠点として歴史と文化を形成してきた国内有数の観光都市です。今もなお、当時の栄華を物語るかのように歴史的建造物がまちの随所に残されています。そして、このような歴史的側面に加えて、海・山・川に囲まれた美しい自然資源も小樽の魅力の一つとなっております。私たちは今を担う責任世代であり、最前線で地域のために活動や運動を行う青年会議所メンバーとして、先人たちが苦労して築き上げた歴史から学んだことを未来へつなげ、さらに発展させるという使命があります。持続的で魅力的なまちとするためにも、私たちがバトンを渡すのはこれからの未来を生きる子供たちです。しかし、その前に私たちは小樽の魅力を十分に理解できているでしょうか。子供たちに小樽の魅力を伝えるために、まずは私たちが小樽の歴史や魅力について理解を深めることが重要です。そして、小樽の未来や可能性、ブランド力を高め、持続的なまちづくりのために、子供たちと一緒にアイディアを共有しましょう。私たちが子供たちにできることは小樽の魅力を伝えるだけにとどまりません。私たちが夢を語り、地域の未来のために汗をかいている姿を示したうえで、子供たち自身が地域の未来について、無限大の発想力を発揮して主体的に考え、積極的に行動に移すことのできる機会を創出するために、子供たちと向き合っていきましょう。子供の頃に出会った魅力的な大人、共有し合った時間はしっかりと記憶に刻み込まれ、⾧い年月を経ても色褪せない貴重な経験という種になります。そして、いつしかその種が芽を出し小樽の未来に繁る若い樹木となることでしょう。継承とは説明して理解してもらうことではなく、地域のために行動する背中を示し、対話することだと考えます。子供たちと共に未来を考え、笑顔が咲き誇る輝かしい未来へ歩みを進めてまいりましょう。

第73回北海道地区大会小樽余市大会に向けて

本年、小樽余市合同主管による第 73 回北海道地区大会小樽余市大会が開催されます。
これまでに受け継いできた大会の伝統と歴史を継承し、地区大会を主管する目的を見失わないように皆で共有していきましょう。地区大会を主管することで、多くの苦難がこの先待ち受けていることでしょう。しかし、それを乗り越えた先に得られる大きな達成感や、かけがえのない経験は、メンバーの成⾧と LOM の活性化へとつながり、地域の発展へと波及されます。共に手を取り合って多くの苦難を乗り越えていきましょう。

また、今大会はこれまで小樽青年会議所が経験してきたものとは異なり、余市青年会議所との合同主管となっております。合同主管だからできる特性を両 LOM で十分に共有し合い、互いの魅力や強みを最大限に引き出せる地区大会を構築していきましょう。第 73 回北海道地区大会小樽余市大会では、メンバー同士の強い結束力も不可欠です。LOM の垣根を超えて、協力し合える体制づくりのために日頃からお互いを尊重し、相互理解を深めていきましょう。また、日頃より温かく見守ってくださっている小樽青年会議所シニアクラブのみなさまや、我々の運動を理解してくださっている関係諸団体のみなさまにもご理解とご指
導をいただきながら、本大会の成功に向けて準備を進めてまいりましょう。

Closing

おわりに

これからの小樽の未来を想うとき

共に同じ方向を向いて歩む仲間の顔が次々と浮かぶ。

これまでの 100 年から学んだことをこれからの 100 年へ

今こそ本気でこのまちと向き合い、未来に向けて種を蒔こう。

メンバー募集JOIN

2026年度、仲間を募集中。
20〜40歳・小樽周辺の方

入会について